セリエAユベントスのアレグリ監督はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について苦言を呈した。2日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが伝えた。

 1日のアタランタ戦は2-2の引き分け。

 ユベントスは後半の1-2だった場面で、マンジュキッチがゴールしたが、VARによってDFリヒトスタイナーが相手MFゴメスに「ひじ鉄」を食らわせていたことが確認され、無効となった。

 その後、2-2でディバラのFKを相手FWペターニャがハンドしたことがVARで確認され、ユベントスにPKが出される。後半36分、それをディバラが蹴ったが、相手のGKが阻止した。

 アレグリ監督「いちいちVARを主審が確認していたら、(順位に)決定的な場面が多くなる来年の3月ごろには、試合は4時間続いてアメリカのスポーツ(バスケットボール)のようになってしまう。VARは最小限必要な時だけ使用されるべきだ」と話したという。