W杯欧州予選でG組2位のイタリアは11月のプレーオフに進むことになった。7日のH組で2位は勝ち点16のギリシャとなり、残り1試合で勝ち点19までしかのばせないため、現在勝ち点20のイタリアは各組2位の上位8チーム内に入ることが確定した。

 しかし、8日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、ベントゥラ監督への批判は高まり、さらに代表チームのベテラン選手たちは試合のシステムに不満を持っているようで、同監督が孤立してきたという。

 これまで4-2-4や3-4-3システムを使っているが、選手たちはコンテ前監督が使用していた3-5-2に戻すことを願っているようだ。7日にチームはミーティングを行い、話し合った。キャプテンのブフォンは若い選手たちに話をし、「問題は精神的なものだ。不安をなくして、自信を持たなくてはならない。しかし最終的に我々はロシアW杯に行くだろう」とコメントした。

 イタリアは9日に元イタリア代表パヌッチが指揮するアルバニアと敵地で対戦するが、そこで勝てなければプレーオフの抽選で下位4チームに入る可能性があり、ポルトガルなど強豪と戦うことになるかもしれない。