バルセロナ(スペイン)が10人となりながらホームでオリンピアコス(ギリシャ)を3-1で下し、3連勝とした。この試合でFWメッシは欧州カップ戦通算100得点をマークした。

 引いて守るオリンピアコスに対しバルセロナは前半18分、FWデウロフェウの右クロスがオウンゴールを誘って先制したが、同42分、DFピケが2枚目のイエローカードで退場となった。右クロスに飛び込んで体で押し込んだが、これがハンドと判定されカードを受けた。

 数的不利となったバルセロナだったが、後半16分、メッシが倒されてゴールやや左22メートルの好位置でFKを獲得。これを自らが左足キックすると、ボールは壁6枚の頭上を越え飛びついた相手GKの右手をはじいてゴールネットを揺らした。メッシはこれが欧州カップ戦通算122試合で100得点目となった。欧州CLでは97得点目。また今季バルセロナとアルゼンチン代表を合わせた公式戦17試合では18得点目。

 メッシはさらに同19分、ペナルティーエリア右でパスを受け、ドリブルで奥まで進入。対峙した相手DFをあっさりかわしてマイナスのクロスを送ると、ファーまで綺麗に抜け、これをDFディニュが左足で蹴り込み、3点目をお膳立てした。終盤にセットプレーから失点したが、3-1で逃げきった。

 ユベントス(イタリア)はホームでスポルティング(ポルトガル)に2-1で逆転勝ちした。前半12分にオウンゴールで先制されたが、同29分にMFピャニッチが同点ゴールを決め、後半39分にはMFマンジュキッチが決勝点を奪った。

 バルセロナが勝ち点9で首位。ユベントスが2勝1敗の勝ち点6で2位。スポルティングは1勝2敗の勝ち点3で3位。オリンピアコスは3連敗。