MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)はホームでAPOEL(キプロス)と1-1で引き分けた。香川はフル出場し、先制点をアシストした。

 香川は前半10分、左クロスを高い打点のヘディングシュートを放ったが枠を外し、同14分には右CKから好クロスを上げて決定機を作ったが、DFトプラクのヘディングシュートは相手GKの好守に阻まれた。しかし、同29分、左サイドのMFバイグルからのパスを右足アウトでワンタッチではたき、DFゲレイロの先制点をアシストした。

 後半6分、自陣の右サイドを破られFWポテに反転しながらの右足シュートを決められて同点に追いつかれ、後がなくなったドルトムントは猛攻を開始。同10分、香川がドリブルで中央へ持ち込み、右足ミドルシュートを放ったが、惜しくもポスト左へ外れ、同31分にもこぼれ球を香川が左足シュートも相手DFにはじかれた。その1分後にフリーで放ったFWオバメヤンのヘディングシュートもクロスバーに嫌われるなど、相手の4本に対し30本のシュートを浴びせたが勝ち越し点は奪えず、勝ち点は1しか上積みできなかった。

 ドルトムントはいまだ勝ち星はなく、APOELとともに2分け2敗の勝ち点2。レアル・マドリード(スペイン)がトットナム(イングランド)に敗れたため、勝ち点差5に踏みとどまって敗退は免れたが、16強進出へはRマドリード、トットナムと対戦する残り2戦に全勝することが絶対条件となった。