W杯欧州予選プレーオフ第2戦で、スイスは北アイルランドと0-0で引き分け、2戦合計1-0で4大会連続11度目の出場権を獲得した。試合終了間際の大ピンチを第1戦で決勝PKを決めたDFロドリゲスが防いで、逃げ切った。

 スイスは後半ロスタイム、クロスにGKゾマーが飛び出すも球に触れられず、相手にヘディングを許すピンチを、ゴールライン上にいたロドリゲスが間一髪クリアした。ペトコビッチ監督は「正しい時に正しい位置にいた。2試合いいプレーを見せてくれた」と、第1戦では重圧のかかるPKを決めたDFをねぎらった。予選は9連勝の後、最終戦の1敗だけでプレーオフに回った。「ここまで11戦の延長線上に今日の試合があった。素晴らしいチーム」と指揮官は成長を口にした。(中野吉之伴通信員)