DF長友佑都が所属するインテルミラノは、アウェーでフィオレンティナと1-1で引き分けた。

 インテルミラノは後半10分、右サイドからのFKをFWイカルディが頭で合わせ、相手GKにはじかれたこぼれ球を自らが押し込んで先制したが、同ロスタイム、ゴール前のこぼれ球をつながれFWシメオネに左足で同点ゴールをたたき込まれ、逃げ切りに失敗した。

 長友は1-0とリードした後半30分からDFラノッキアに代わり出場。リーグ戦では8試合ぶりの出番となった。

 スパッレッティ監督は「今週は色々な状況があった。ラノッキアは背中の痛みをこらえてプレー。インフルエンザの長友は熱があるのにプレーした。自陣から出ようとした時、相手に攻め込まれた。相手は前に出て来た。そして我々を困難に陥れた。例えば長友は2回ボールを奪われた。センターバックが足りない? 僕の母親が見たってわかるよ。ガリアルディーニもできるし、長友も最悪の場合を考えて、センターバックで試したよ。ダンブロージオやミランダのような選手が欠けると、問題が起こるのは当然だ」とコメントした。

 5試合連続で白星のないインテルミラノは12勝6分け2敗の勝ち点42で3位。次戦は21日の4位ローマ戦。(西村明美通信員)