ブンデスリーガで21日、シャルケはハノーバーと1-1で引き分けだ。だが、試合の結果よりも、バイエルン・ミュンヘンへの移籍を発表したシャルケMFレオン・ゴレツカへの怒りが最大のものだったと、22日の独紙ビルトが報じた。

 同紙によると、スタメン発表でゴレツカの名前が挙がると、スタジアム中からブーイングが。電動のこぎりやディスコでの大騒音なみの音量だった。試合でも目立つところはなし。1対1との競り合いこそ64%の数字を出したが、ボールタッチ数はわずかに33回だった。

 ゴレツカは「多くのファンがスタメン発表の時にああいう反応をすることは予想はしていた。ファンからブーイングを受けるのはもちろんつらい。でも少なからず理解はできる」と話していた。

 チームメートのマックス・マイアーは「レオンを知ってる人なら、彼がいつでも全力でプレーしていることがわかる。今日もそれがみてとれた」とかばった。