ウエストブロミッチFWジェイ・ロドリゲス(28)は人種差別のためサッカー協会(FA)から出場停止処分が下される予定だが、読唇術ができる人を招いて身の潔白を証明すると、15日にテレグラフ紙電子版が報じた。

 ブライトンのガエタン・ボングから人種差別があったと指摘されたが、処分を撤回させたいと考えている。

 ボングによると、ロドリゲスは試合中に「お前は黒人で臭い」と言い放ったという。民族の起源もしくは人種に関わる表現を含む無礼で汚い言葉とを使ったことにより、FAから処罰の対象となっている。ロドリゲスは自身が人種差別的な発言をしていないことを証明するために、読唇術者を連れてくるという。同選手は16日までに不服申し立てをする必要があり、新たなヒアリングを行うようにFAに要求する予定だ。

 ウエストブロミッチはロドリゲスの味方についている。同選手は5試合の出場停止処分を下される可能性がある。