リバプールのエジプト代表FWサラーとレアル・マドリードのスペイン代表DFカルバハルがともに負傷し、涙でピッチを去った。

 今季32ゴールを挙げてプレミアリーグ得点王に輝き、公式戦では通算44ゴールのエース・サラーは前半26分、DFセルヒオラモスと競り合った際、腕を巻き込まれるような形で激しく転倒し、左肩部分を地面に打ちつけた。2分後、再び地面に座り込むと涙を流し、無念の途中交代となった。

 スペイン代表23人のメンバー入りしたカルバハルは同37分、右サイドで右足でヒールパスを出した後に故障が発生。こちらも指で目頭をおさえながら退場した。

 エジプトはワールドカップ(W杯)ロシア大会でA組で、初戦は6月15日のウルグアイ戦。スペインはB組で、初戦は同じ15日のポルトガル戦。