サッカースペイン1部、バルセロナのパウ・ビラノバ理事が27日、都内で日本唯一のバルセロナ公認サポーターズクラブ「ペーニャFCバルセロナジャパン」の15周年記念パーティーに出席し、バルセロナの下部組織出身で、26日のヴィッセル神戸戦でJ1リーグ初得点を決めた横浜F・マリノスのMF久保建英(17)のプレーを称賛した。

バルセロナの幹部でもあるビラノバ氏は神戸戦の映像もチェックしていたことを明かし「(得点は)とてもうれしい。ラ・マシア(バルセロナの下部組織)で覚えたことが日本で実現している。外国人登録の関係で(バルセロナで)出られなかったことが残念です」と日本で輝く若き才能を惜しんだ。

また、下部組織の選手がトップチームで戦うことの厳しさも語り「マシアの全員がバルサのトップチームでプレーすることはとても難しいこと。しかし、マシアの選手たちは違うクラブのトップレベルでプレーする機会は確保できるので、それはクラブにとってうれしいこと」と話した。