ユベントス(イタリア)のFWロナウドが古巣対決となったマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)戦で今季欧州チャンピオンズリーグ初得点を決めた。後半20分、DFボヌッチからのロングパスに抜け出し、右足で先制点を奪った。チームはその後に2失点して今季公式戦初黒星を喫したが、H組首位は守った。

ロナウドは試合後に「チャンピオンズリーグというのは特別なものだ。勝っていてもリラックスしてはならない。今日の試合は私たちがリードしていた。勝ちを簡単に自分たちのものにしなければならなかった。気を緩めたことがいけなかったのだろう。マンチェスターは何もしていない。勝利にふさわしい試合はしていなかった。私たちがプレゼントしてしまったようなものだ」と、チームに油断があったような口ぶりだった。同時に「試合に負けるのはいいものではない。しかし、今はコンディションもいいし、(H)組内でトップになれるだろう」と話していた。

ユベントスは勝ち点9でH組首位のまま。マンチェスターUが同7で続き、バレンシアが同5で3位、ヤングボーイズ(スイス)が同1で最下位となっている。(波平千種通信員)