MF乾貴士がベンチ入りしたベティスは勝利したが、乾に出番はなかった。

前半18分にFWロ・チェルソがPKを外し、同24分に先制を許すなど出遅れたベティスだが、同43分にそのロ・チェルソが同点とすると、後半40分にFWテージョが直接FKで逆転弾をたたき込み、同ロスタイムにはオウンゴールで突き放した。

乾は「相手も調子が悪いチーム。PKを外して失点するまでは最悪の流れだった。あの同点ゴールのシーンは、カナレスが1人でやったようなもの。そこまでの崩し方もうまかった。あそこから運べる能力はカナレスにはある。すごいなって感じはするし、あれでこっちのペースになった」と話した。(山本孔一通信員)