スウェーデンのハルムスタッズから移籍したシントトロイデンFW木下康介がデビュー戦で決勝ゴールを挙げた。

1月に加入した木下は、ホームでのワースランドベベレン戦のともにPKで点を奪い合った1-1の後半40分から移籍後初出場を果たし、同44分、ゴール前の競り合いから劇的な勝ち越しゴールを奪った。DF冨安健洋がドリブルで駆け上がってチャンスを作り、FWセバロスが右クロス。味方が競り合った浮き球に飛び込んで相手GKと競り合い、こぼれたところを右足ヒール。これは相手DFにはじかれたが、ボールはゴールを背にしたままの木下の左足に当たってゴールに転がり込んだ。

東京都出身の木下は横浜FCユースから13年にフライブルクのU-19に加入。フライブルク2へ進み3年間で50試合14得点をマーク。16年は08ホンブルフに所属し、その後はハルムスタッズ(スウェーデン)で通算55試合16得点の成績を残した。日本代表はU-18、U-19に選出された。

冨安、MF鎌田大地はフル出場。関根はベンチ入りしたが出場しなかった。DF遠藤航はベンチ入りしなかった。

3連勝のシントトロイデンは11勝9分け5敗の勝ち点42で5位。