トルコ1部ベシクタシュのMF香川真司(29)が15日(日本時間16日)、敵地マラティヤスポル戦で決勝ゴールの起点になった。

移籍後3試合連続のベンチ発進から、後半17分に途中出場。1-1の同25分にトップ下で相手を引きつけて左サイドのDFエルキンへパスを送り、そこからMFリャイッチの決勝点が生まれた。2-1で加入後無傷の3連勝。チームにとっても今季初の3連勝になった。

髪を銀色に染めて気分一新。後半ロスタイムには再び自身を起点に惜しいヘディングシュートを放った。2戦ぶりの通算3点目は逃したが「勝ったことが何より重要。いい状態になっている」と笑顔で納得した。

司令塔リャイッチが累積警告で次節出場停止になったため、24日予定のイスタンブール・ダービー、本拠フェネルバフチェ戦で初先発する可能性が高まった。「その気持ちを常に持って練習している。機会があれば、しっかり結果を残していきたい」と意気込んだ。