4位マンチェスター・ユナイテッドは10日(日本時間11日)に対戦する5位アーセナルとの来季欧州CL出場権を懸けた大一番で、負傷で離脱していたフランス代表FWアントニー・マルシャル(23)と、セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(30)が遠征メンバーに入った。9日付のマンチェスター・イブニングニュースが報じた。

負傷者続出のチームに頼もしい男が復帰した。2月11日の欧州CL決勝トーナメント(T)1回戦パリサンジェルマン戦(フランス)で負傷交代したマルシャルが、約1カ月ぶりに、20人の遠征メンバーに入った。今季公式戦で2度対戦したアーセナル戦では2試合ともゴールを記録している。マティッチは2月23日のトレーニングで負傷してから、約半月ぶりの復帰となった。

一方でMFエレラが遠征メンバーから外れて間に合わず。だが、6日の欧州CL決勝T1回戦第2戦パリサンジェルマン戦で出場停止だったMFポグバも復帰。中盤はマティッチとポグバの他に、マクトミネイ、ペレイラ、フレッジの計5人が遠征メンバー入りした。

大一番に勝利すれば、アーセナルとの勝ち点差が4に広がり、かつ9日の試合でDF吉田が所属するサウサンプトンに敗れた3位トットナムと勝ち点で並ぶ。

▽遠征メンバー

GK デヘア、ロメロ、グラント

DF ダロト、ショー、リンデロフ、スモーリング、ロホ、バイリー、ヤング

MF ポグバ、マクトミネイ、マティッチ、ペレイラ、フレッジ

FW ラッシュフォード、マルシャル、ルカク、チョン、グリーンウッド