バルセロナが、フランクフルトのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(21)の獲得を真剣に獲得を考えていると、21日付ビルト紙が報じた。

ヨビッチは今季のブンデスリーガで絶好調。24試合で15ゴールを挙げ、得点王争いでもバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWレバンドフスキ(18得点)に次ぐ2位につけている。20日に行われた国際親善試合、ドイツ戦(1-1)でも先制ゴールをマークした。

そんなヨビッチを欧州のほぼすべてのトップクラブがリストアップしているという。特にルイス・スアレスの後継者を探しているバルセロナは数カ月前からスカウトを送り込んでいる。フランクフルトがヨビッチの決勝ゴールで、欧州リーグ8強進出を決めたインテルミラノとの試合には、スポーツディレクターのエリック・アビダルとチームマネジャーのペップ・サグラが足を運んでいたという。

ビルト紙の情報によると、すでに交渉を担当する代理人探しに入っているようだ。イングランド紙ガーディアンによると、バルセロナは5000万ユーロ(約62億5000万円)でのオファーを準備。フランクフルトサイドからすると満足な額ではなく、交渉は6500万から7000万ユーロになるとみられている。

(中野吉之伴通信員)