ドルトムントのイングランド代表FWジャドン・サンチョ(19)の獲得にマンチェスターUが興味を示していると、26日付の独紙ビルト紙が報じた。

サンチョはドルトムントで不動のレギュラーとして活躍し、イングランド代表で存在感を増している。代理人のオバシ氏が、マンチェスターUと接触したという。ドルトムントのチームマネジャーのツォルク氏は「そんな話は知らないし、重要でもない」と一蹴した。

サンチョはドルトムントの契約が22年6月までだが、固定の違約金で移籍できる条項は盛り込まれていないという。クラブはすぐ売りに出すつもりはなく、オファーはどこからもきていないと伝えた。

ただ、ツォルク氏は以前「サンチョは来季ドルトムントでプレーする。だが彼が今後も活躍を続けたら、特にイングランドのクラブからの注目は、ますます大きくなるのは確かなことだ。キャリア最後までドルトムントでプレーすることは確実にない。それも真実の1つだ」と、将来的にはドルトムントから移籍するだろうと話していた。

いずれ移籍する場合はブンデスリーガ過去最高額の移籍金になるだろうと報道。これまでの最高額は17年夏にドルトムントからバルセロナに移籍した1億4800万ユーロ(約185億円)となっている。(中野吉之伴通信員)