ヴィッセル神戸が日本代表FW岡崎慎司(33)の獲得調査を行っていることが25日、分かった。

岡崎は15-16年シーズンから在籍したプレミアリーグのレスターを今季限りで退団。欧州を中心に移籍先を模索中だが、岡崎は兵庫・宝塚市出身で、神戸市の滝川二高から世界レベルの選手に成長した。日本代表歴代3位の50得点を誇り、今回の南米選手権日本代表にも選出されていた。国際レベルの経験値を神戸が求めたとみられる。

神戸のFWはビジャ、ウェリントンと30代の外国人選手に頼っているのが現状。次世代のストライカーを育てていく面でも、経験豊富な岡崎の加入は大きなプラスになる。今後の去就に関し「スペインやイタリアに興味がある」と話していたが、Jリーグ復帰となれば清水に在籍した10年シーズン以来となる。大型補強を推進する神戸から目が離せない。