現在リーグ戦で欧州チャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位につけているセビリアは、今冬の移籍市場で、レガネスに所属するモロッコ代表FWユーセフ・エンネシリ(22)を獲得すると、スペイン紙アスが16日に報じた。

16日に本契約が行われる予定で、レガネスが契約解除金として設定している2000万ユーロ(約24億円)を支払うことになる。契約期間は25年6月までの5年半。

エンネシリのレガネス入団は18年夏で、マラガからの移籍金はクラブ史上の最高額である500万ユーロ(約6億円)だった。そして今回、18年夏にボーンマスに1500万ユーロ(約18億円)で移籍したディエゴ・リコを上回り、クラブ史上の最高額でセビリアへ移籍することになる。

また、レガネスでは目覚ましい活躍を披露し、所属した1年半で13ゴールを記録し、1部リーグでのクラブ史上最多得点者になっている。

セビリアに入団した場合、レガネスで受け取っていた年俸約100万ユーロ(約1億2000万円)の約4倍の給料を受け取ることになるという。また、早ければ18日に行われる第20節Rマドリード戦のメンバーに入ると予想されている。

(高橋智行通信員)