首位リバプールがクラブW杯出場のために未消化だったアウェーのウェストハム戦に臨み、2-0で勝利した。日本代表FW南野拓実(24)はベンチ入りしたものの、出場機会に恵まれなかった。

2月1日には第25節となるサウサンプトンとのホーム戦にむけて出場準備を整えることになる。現在は出場機会に恵まれていないDF吉田麻也が在籍するサウサンプトンとの対決に向け「直接対決できればいいなとは思いますけれど、ボクはそんなことを言っている暇がない」と危機感を募らせた。

リバプールは26日のFA杯シュールズベリー戦から10選手を入れ替え、前半34分、FWサラーがPKで先制点。後半7分にはMFチェンバレンが追加点を挙げ、リーグ15連勝に貢献した。

チームは優勝争いを展開しており、南野はまだリーグ戦では先発できていない。「この半年は様子をみながら、みたいな雰囲気はあるかもしれないですけれど、個人的にはチームでやっている以上、常にベストなものを目指す必要があると思う。ボクの解釈だとそれはやっぱり結果」と自己分析した。

またリーグ中断期間の2月4日にFA杯4回戦シュールズベリー戦が組まれたが、クロップ監督はリーグからの主力休養通達を受け、U-23(23歳以下)のチームで戦うことを明言。南野は「今のところはまったくどうなるかわからないです。出られるんだったら出たいですけど。試合にはいつでもって気持ちはあります」と意欲を示した。