MF本田圭佑(33)が所属するブラジル1部ボタフォゴは9日、、アルベルト・バレンティム監督(44)を解任した。アシスタントコーチのフェルナンド・ミランダ氏の辞任も発表された。後任は未定。今後が不透明な状況で本田は新天地をスタートさせる。

本田のブラジル到着から、わずか2日で監督が代わる非常事態。9日に行われたリオデジャネイロ州選手権最終節、アウェーでフルミネンセに0-3で敗れたチームは、A組3位でファイナルステージ進出を逃した。直後にクラブから監督の解任が発表。指揮官交代にともない、目指すべき方向性も変更される可能性が高い。

リーグ戦でも15位と低迷する。本田は入団会見で「あまり良いシーズンでないとしたら、それは僕個人にとってもチームにとってもチャンス」と話していた。監督更迭で状況はさらに悪化したが、逆に言えば本田にとって自身の価値を示す大きなチャンスとなる。