MF本田圭佑(33)が所属するブラジル1部ボタフォゴの新監督に、鹿島アントラーズやセレッソ大阪でも指揮したパウロ・アウトゥオリ氏(63)が浮上した。10日(日本時間11日)、地元メディアが報じたもので、95年にブラジル選手権で優勝を飾ったボタフォゴを指揮していたのがアウトゥオリ氏だった。

なお同氏はサンパウロを率いて05年のクラブW杯を制し「世界一監督」となっていた。クラブは財政難を抱えており、交渉が進むかは不透明だ。

ボタフォゴは本田がブラジル入りした2日後の9日、成績不振を理由にアルベルト・バレンティム監督を解任した。現在リーグ戦でも15位と低迷している。

なお地元メディアによると、本田はニウトン・サントス・スタジアムで健康診断と個人トレーニングを実施。クラブと正式契約を交わすための書類を待っている状況だという。