レアル・マドリードの選手たちがそれぞれ個人的に、新型コロナウイルスとの戦いに向けて財政面の援助を検討していると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が23日に報じている。

Rマドリードの選手たちは現在、新型コロナウイルスの影響により自宅待機を強いられている中、スペイン国内でパンデミックの中心になっているマドリード市に協力することを望んでいるという。

チーム関係者によると、選手たちは特に必要としているところに財政援助が届くように、専門家の助言を受けているとのことである。

スペインでは現在、感染者が3万3000人、死亡者が2200人を超え、とどまる気配がない。その中でマドリード州の感染者は1万500人、死亡者は1200人を超え、自治州の中で最も多くなっている。

またスペイン政府が健康面で何の害もなく再開できると判断するまで、リーグ戦が無期限延期されることが23日に決定したばかりである。(高橋智行通信員)