新型コロナウイルス感染者が出たドイツ・ブンデスリーガ2部ハノーバー所属のMF原口元気(28)が、同国での自宅待機生活などを報告している。19日夕方には自らの語学教師となるフットリンガル代表のタカ・サカモト氏とのインスタライブに登場。先月11日にDFティモ・ヒュベルス(23)、DFヤネス・ホルン(23)の同僚2人がコロナウイルス検査で陽性反応を示した際には他選手とともに検査を受け、14日間の自宅隔離生活をしていた。

隔離中は愛犬の散歩さえ許されないほどの厳しい外出制限を受けた。「本当に文字通り1歩もでられないので、2つの目標を定めた」と英語学習とコンディション調整に専念。特に英語学習は1日5~6時間も続けていたという。現在はチームのトレーニングが再開されているが「それでも今も1日2~3時間は英語の勉強をしていますね」と明かした。

ドイツ語に加え、英語を学ぶのは引退後のプランが頭にあるという。原口は「引退しても、こっちで指導者ライセンスを取りたい。必ず語学が必要になるし、英語ができないと幅が広がらない。指導や他の仕事だと今の語学力では仕事にならないから」との理由を口にしていた。

ブンデスリーガは5月9日の再開案が浮上しているが、正式決定はされていない。国内外での新型コロナウイルス感染は収まっていないこともあり「まずは自分自身を守ってほしいです」とファンに自宅待機をお願いしていた。