FW武藤嘉紀の同僚となるイングランド・プレミアリーグ、ニューカッスル所属のイングランド代表DFダニー・ローズ(29)が6月12日からの今季リーグ再開に大きな懸念を表明した。11日の英紙のサンやミラーが報じたもので、トットナムから半年間のレンタルで移籍したばかりのローズは自らのインスタグラムで「生命が危険にさらされている」と率直な気持ちを明かした。

同日に英国ボリス・ジョンソン首相が6月1日からのプレミア再開を「国民の士気を高めるため」と許可したことに反論。ローズは「政府は国の士気を高めるためにサッカーを再開させると言っているが、士気は高まらないと思う。新型コロナウイルスの感染者が大幅に減少するまでサッカー再開は話されるべきはない」と言い切った。

ニューカッスルは15日に全選手がコロナウイルス検査を受ける見通し。英国でのコロナウイルス感染による死者は3万2000人を超える。ローズは「金曜日のテストの結果を待ってみなければならない。できるだけ早く通常の生活に戻れるように感染者数が低いままであることを願っている」と心配そうな表情で話していた。