スロバキアリーグが22日、条件付きで6月13日から再開すると発表した。

同リーグを運営するユニオンオブリーグクラブ(ULK)は、州当局が提案された条件を承認した場合、短縮リーグ形式での再開を決めた。22日に報じたロイター通信によると、ULKのイヴァン・コザック会長は「このような困難な時期に、ファンを念頭に置いていたクラブに感謝したい」と話したという。新型コロナウイルス感染拡大防止による同政府のスポーツイベント禁止の措置を受け、リーグは22試合を消化した3月上旬から中断していた。同長によると、出場クラブの選手とスタッフ全員がコロナウイルス検査を受ける予定。なお隣国のチェコは5月23日からリーグが再開する。

スロバキアでは、コロナウイルス感染防止対策の規制をほぼ解除しているが、スポーツイベントは6月3日までに許可されていない。今月21日の時点で、同国の感染者は1503人、死亡者数は28人を確認している。