バルセロナのブラジル代表MFアルトゥール(23)のユベントス入りが大きく近づいているとイタリア紙トゥット・スポルトが24日に報じている。

同紙によると、これまでずっとバルセロナ残留を公に訴えてきたアルトゥールだったが、来季に向けて強く求められているユベントス行きに考えを改めているとのこと。その理由のひとつに、クラブが今夏補強を望むユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFピャニッチに対して、キケ・セティエン監督が歓迎の姿勢を見せていることが挙げられている。

アルトゥールの承諾を得たバルセロナはユベントスとこの後、すでに本人と合意しているピャニッチとのトレード交渉を行うことになるという。両者の価値はともに6000万ユーロ(約72億円)と見積もられており、実現した場合は大型トレードとなる。(高橋智行通信員)