ビリャレアルの主将で元スペイン代表MFブルーノ・ソリアーノ(36)が長期離脱を乗り越え、約3年ぶりに戦列復帰した。
ブルーノはホームで行われたセビリア戦の後半43分、FWパコ・アルカセルと交代してピッチに入った。ブルーノは左足脛骨(けいこつ)と左膝膝蓋腱(しつがいけん)の2度の手術などで長期離脱を強いられ、公式戦出場は17年5月21日のバレンシア戦以来。いつ復帰できるのか分からない状況の中で必死にリハビリを続け、1128日ぶりの復帰を果たした。
試合後、ブルーノは「何を言っていいか分からないな。長い間プレーしていなかったので話すことができない」と涙を抑えながら口を開いた。続けて「もちろん僕にとって、全てのことがうれしいよ。何度もチームに戻ろうとしたけどできなかったからね。これは僕やクラブの全ての人々、そして僕の家族にとって大きな喜びだ」と笑顔を見せた。
約3年におよぶ離脱期間については、「とてもつらい時期があり、3年間多くの失望が続いたので、プレーを続けないことが一番だと考えるに至っていた。でも今、僕は最後まで、そして監督が与えてくれる5分間でチームを助けるつもりだよ」と意気込みを語った。
チームはセビリアと2-2で引き分け、勝ち点48で暫定ながら6位につける。来季の欧州チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ出場権争いも狙える位置。そしてブルーノにとってもまだ今季のリーグ戦は7試合が残されており、チームに貢献するという目標をかなえる時間は十分ある。(高橋智行通信員)


