30年ぶりのプレミアリーグ制覇を果たしたリバプールのユルゲン・クロップ監督はうれし涙を流して歓喜に酔った。

選手と指導陣はリバプール市内のホテルに集結。屋外バルコニーに一定の間隔を空けながらいすに着席し、設置された大画面でマンチェスター・シティーが1-2でチェルシーに敗れた瞬間を見届けた。カウントダウンしながら優勝の瞬間を待った選手たちは両手を挙げて喜び「チャンピオン! チャンピオン!」と歌い、抱き合いながら悲願の優勝を味わった。

25日の英スカイスポーツによると、クロップ監督は「この瞬間は忘れられない。祝うことは非常に重要です。今夜は選手たちと一緒に時間を過ごすことができました。多くの人々にとってお祝いは難しいことですが、今夜だけは我慢することができなかった。みんな一緒にいなければならなかった」と感極まって涙を流した。

MFジョーダン・ヘンダーソン主将は「この瞬間を考えたことがなかった。常に各ゲームに集中していた。昨年の欧州チャンピオンズリーグ優勝も、今回のタイトルもクロップ監督なしでは不可能だった。彼がチームにやってきてドアを開け、彼がチームのすべてを変えてくれた」と感謝の言葉を口にした。