ウエスカのFW岡崎慎司(34)はホームのラスパルマス戦に先発し、0-0の前半終了間際に頭で決勝点を挙げた。岡崎についてスペイン各紙は高い評価をつけている。

スペイン紙アスは「岡崎が今夜、ウエスカを1部自動昇格圏内の順位で眠れるように導いた」と伝え、岡崎にチームトップタイの2点(最高3点)をつけた。その他、ミゲロン、プリード、セルヒオ・ゴメス、フェレイロ、モスケラの5選手が岡崎と同評価を受けている。

スペイン紙マルカも岡崎について、「岡崎が2位になったウエスカの決勝点を記録した」とそのパフォーマンスを称賛し、チームトップタイの2点(最高3点)をつけている。岡崎の他、ジョズエ・サー、セルヒオ・ゴメス、フェレイロの3選手が2点だった。

1-0でラスパルマスに勝利したウエスカは、勝ち点61で香川真司所属のサラゴサに並ぶも、直接対決の結果により暫定ながら2位になっている。また、首位カディスとの勝ち点差はわずか2である。

岡崎は今季のリーグ戦、ここまで32試合(先発23試合)、2154分間出場し、通算得点数を10に伸ばしている。

ウエスカは次節、5日にアウェーで柴崎岳所属の16位デポルティボと対戦する。

(高橋智行通信員)