久保建英(19)が所属するマジョルカがスペイン1部リーグ全20クラブの中で、YouTubeの6月月間の再生回数が3番目に多いクラブになったことをクラブの公式サイトが公表している。 3日付のスペイン紙アス電子版は「久保がYouTubeのチャンピオンズリーグにマジョルカを参加させた」と伝えた。

米国とスペインを拠点にするデータ分析会社「ブリンクファイア・アナリティクス」によると、マジョルカのYouTubeの再生回数は247万回を超え、約1099万回のバルセロナ、約418万回のレアル・マドリードに次いで3番目に多い。

これにベティスが約113万回、セビリアが約33万回、レアル・ソシエダードが約19万回、アトレチコ・マドリードが約18万回、バレンシアが約14万回で続いている。

アス紙はマジョルカのこの偉業について、「久保建英はピッチで目立ち、ピッチ外でもマジョルカを際立たせている。マジョルカはスペイン1部リーグで下から3番目に位置しているが、6月のYouTube再生回数は247万1246回で上から3番目に位置している。クラブはこのことをツイッターの公式アカウントで自慢した。そしてその主な要因は久保にある」と伝えており、再生回数の伸びが久保のおかげであることを強調した。

マジョルカのYouTubeの5月月間の再生回数は約132万回で、スペイン1部リーグ全20クラブ中、バルセロナ、Rマドリード、ベティスに次ぐ4位だった。しかしリーグ戦が再開された6月に入ると、前月を110万回以上も上回る大幅な伸びを見せ、ベティスを抜き3位になったのである。(高橋智行通信員)