今季のスペイン1部リーグを8位で終え、惜しくも2年連続の欧州リーグ出場権獲得がかなわなかったヘタフェが、毎夏の恒例となっている選手獲得希望リストをレアル・マドリードに提出したとスペイン紙アスが25日に報じている。

ヘタフェとRマドリードは以前より関係が良好。アンヘル・トーレス会長が毎夏、自らRマドリードに、来季ヘタフェに欲しい選手の購入もしくは期限付き移籍を申し入れているという。そんな中、ヘタフェが最初に希望するのはMFブラヒムとFWマジョラルの2選手となっている。

2019年1月に入団した20歳のブラヒムについては昨夏、アンヘル・トーレス会長たっての希望で期限付き移籍を申し入れ、今年1月には獲得直前まで迫っていた。一方、ブラヒムは競争力が非常に高いことにより、ジダン監督指揮下でほとんど出番を与えられていない。そのため同監督は今季終了後、ブラヒムが来季を無駄に過ごさないように、期限付き移籍を受け入れるように説得する場を設けることを計画しているという。

そしてすでに、ヘタフェとの並外れて素晴らしい関係により、Rマドリード首脳陣は期限付き移籍でヘタフェと合意していると同紙は伝えている。

一方、2季連続でレバンテに期限付き移籍で所属したマジョラルの獲得は難しいとみられている。その理由は来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得しているイタリアのラツィオが、移籍金1500万ユーロ(約18億円)と高額な年俸を用意しているため。これに対しRマドリードは2000万ユーロ(約24億円)を希望しているとのことである。

もしマジョラル獲得がかなわなかった場合、ヘタフェは2年間バリャドリードでプレーしたトルコ代表FWエネス・ウナルを第2候補に挙げている。ヘタフェはすでに期限付き移籍元のビリャレアルに問い合わせ、移籍金1000万ユーロ(約12億円)という回答をもらっている。

ヘタフェは次に、今季バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍で所属したオドリオソラと、Bチームのカスティージャでプレーするヘイニエルの2選手を求めている。この中でヘイニエルについては、ドイツのレーバークーゼーンやバリャドリードが獲得を狙っていると報じられている。

ヘタフェは今季、欧州リーグに勝ち残っており、来月5日に再開する決勝トーナメント2回戦でインテル・ミラノと対戦する。

(高橋智行通信員)