北海道コンサドーレ札幌からベルギー1部ベールスホットへ完全移籍したFW鈴木武蔵(26)が19日、日本と現地メディア合同でのオンライン取材に対応した。移籍決断の理由や今後の目標、現在の心境を語った。

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-ベールスホット移籍を決めた理由

鈴木 とても今急成長しているクラブで、熱いファンがいる。ともに成長できるクラブだと思った。

-海外移籍について

鈴木 欧州に移籍したい思いはプロになってからずっとあった。今回こういう話をいただいた時、僕にとって年齢を考えたらラストチャンスだと思った。

-心境は

鈴木 今まで移籍した時も楽しみと不安な気持ちだった。どちらもある。

-自分の特長は

鈴木 スピード、DFラインの背後を取るのが一番の特長。そこはチームの助けになると思っている。

-デビュー戦は

鈴木 (チーム合流が22日のため)現実的に考えたらおそらく30日の試合が出場可能かなと思っている。

-新しいユニホームは

鈴木 紫のユニホームは初めて。自分でも似合うか不安だったけど、思ったより似合ってて良かった。

-目標は

鈴木 チームのレギュラーになり、チームで一番点を取り、ゆくゆくはリーグで一番点を取る選手になっていきたい。

-言葉の壁は

鈴木 まずは英語をもっとよくしゃべれるように、今オンラインで勉強している。

-どのような将来を描く

鈴木 これが1つのステップアップ。クラブとともに成長して、自分もさらなる高みを目指していけるように。

-日本とベルギーのサッカースタイルの違いは

鈴木 日本は速い動き、コンビネーション、日本人の特長を生かす。ベルギーではフィジカル、戦術。大きく変わると思う。

-海外組の日本人選手との連絡は

鈴木 同じ街のアントワープにいるMF三好選手とはコンタクトを取った。(隔離期間が)終わったら街を案内してもらおうと思う。日本人対決は注目だと思う。