香川真司が所属するスペイン2部リーグのサラゴサが現在、選手削減と給与総額を下げる必要があると、15日のサラゴサの地元紙エル・ペリオディコ・デ・アラゴン電子版が報じている。

8月、1部昇格プレーオフを戦ったことによりリーグ初戦が延期されている中、サラゴサは新シーズンに向けた補強を進める一方、選手放出と給与総額値下げの仕事に取り組んでいる。その放出候補として、香川、グティ、パプナシュビリ、ラスレ、ライー、バセルガの6選手が挙がっているとのことだ。

この中で香川について同紙は「スター選手として入団し、大活躍を見せる選手の1人になる予定であったが、そのレベルは期待通りのものではなかった。香川は自分のパフォーマンスが40万ユーロ(約5000万円)の年俸に見合ったものではなく、戦力に入っていないことを分かっている」と厳しく指摘した。

そのため香川は今後、移籍を容易にするためサラゴサと契約解除する予定だと伝えた。また、スペインでのプレー継続を望んでいるため、スペインのクラブからのオファーを待っているところであるとのことだ。(高橋智行通信員)