ビリャレアルは2日、スペインリーグ第8節でバリャドリードとホームで対戦し、2-0で勝利した。この試合で公式戦4試合ぶりにベンチスタートとなった日本代表MF久保建英(19)に対して、スペイン各紙が高く評価している。

バリャドリード戦で後半19分からピッチに入り、右サイドでプレーした久保について、スペイン紙マルカはチーム最高評価の2点(最高3点)をつけている。その他、パウ・トーレス、ペドラサ、チュクウェゼ、イボラ、トリゲロス、モイ・ゴメスの6選手が久保と並んで2点だった。

スペイン紙アスも久保に2点(最高3点)をつけている。チームトップはパウ・トーレスで3点。そしてマリオ・ガスパール、アルビオル、ペドラサ、チュクウェゼ、イボラ、モイ・ゴメス、ジェラール・モレノ、パコ・アルカセルの8選手は久保と同評価だった。

また、アス紙はバリャドリード戦の久保のパフォーマンスについて、「後半19分に出場し、ピッチに入った直後、ラウール・ガルシアに激しいファウルを受けた。何度もドリブルを仕掛け、スペースに走るパコ・アルカセルに素晴らしいパスを出した。またセーブされたGKマジップとの1対1のチャンスがあった」と振り返った。

リーグ開幕から8試合を戦い4勝3分け1敗で勝ち点15を獲得し、3位に浮上したビリャレアルは次戦、5日に欧州リーグ1次リーグ第3戦でマカビ・テルアビブ(イスラエル)とホームで対戦する。

(高橋智行通信員)