宮市亮(27)が所属するドイツ2部ザンクトパウリが来季から自前でユニホームを製作することになった。15日(日本時間16日)にクラブが表明した。18年から「持続可能性とフェアさ」を求めて用具メーカーと交渉してきたが、どの社とも合意しなかったという。

ザンクトパウリは現在、アンダーアーマー社のユニホームを着用している。だが21-22年シーズンからはどの社とも契約を結ばず、ユニホームを含めた全アパレルをクラブが製作する。来季ホームユニホームはクリスマス前に発売される見通しで、その他のアパレルも21年5月には購入可能となる。

ザンクトパウリのシンボルはドクロで、パンクムーブメントや左翼運動から派生したサポーターに支えられている。独特な文化を持つクラブが、ユニホームでも独自路線を歩んでいく。