14日の欧州ネーションズリーグ・ドイツ戦で失点につながるボールロストを犯したウクライナのオレクサンドル・ジンチェンコ(23=マンチェスター・シティー)が殺害予告を受けていたことを明かした。

クラブでの左サイドバックではなく、MFとしてプレーしたジンチェンコは1点リードの前半23分にドイツのゴレツカにボールを奪われ、それがサネの同点弾につながった。チームはその後、さらに2点を献上して敗れた。

ジンチェンコは自身のインスタグラムに「昨日の試合後、私と私の家族に寄せられた罵詈(ばり)雑言を読んで、どんな人々がサポーターなのかが分かった。敵陣でボールを奪われると、人々は自分と家族の死を願うらしい。数少ないまともなファンの方々、最後までチームを応援してほしい」と書き込んだ。

ウクライナは現在、勝ち点6でリーグA4組の3位。最終戦スイス戦の結果によってはリーグB降格の可能性が残されている。