メキシコ代表FWで、17日の日本代表戦でもゴールを決めたラウル・ヒメネス(29=ウルバーハンプトン)が、2-1で勝利した29日のアーセナル戦で頭蓋骨骨折の重症を負い、ロンドン市内の病院で手術を受けたことが分かった。

ウルバーハンプトンが「ラウルは29日夜にロンドンの病院で手術を受け、安定した状態になっている。パートナーのダニエラさんがそばにいて、今は休んでいる。もう数日は病院での経過観察が必要だろう」などと声明を発表した。

ヒメネスはアーセナル戦の前半5分、アーセナルの右CKに飛び込んだ相手DFダビドルイスとゴール前で激突。頭と頭をぶつけて、ピッチに倒れ込んだ。ダビドルイスは意識があり、立ち上がることができたが、ヒメネスは動くことができず。8分間ピッチで治療を受けた後、担架に乗せられ、すぐに病院へ運ばれた。ダビドルイスはハーフタイムで交代となった。