ビリャレアルは2日、検査を受けたコロンビア人FWカルロス・バッカ(34)が左足大腿(だいたい)二頭筋肉離れと診断されたことをクラブの公式サイトで発表した。

クラブは復帰時期を明らかにしていないが、スペイン紙マルカは最低でも回復までに3週間かかると伝えている。

公式戦3試合連続で先発出場していたバッカは、先月29日にアウェーで行われたスペインリーグ第11節レアル・ソシエダード戦の前半に負傷し、ハーフタイムでの交代を余儀なくされた。今季ここまで欧州リーグを主戦場にしてプレーし、公式戦で3得点を記録している。

ビリャレアルでは最近、攻撃陣に故障者が続出し、パコ・アルカセルとモイ・ゴメスが現在も負傷したままである。さらにDFアルベルト・モレノがプレシーズン中、左膝に重傷を負っている。

攻撃の3枚を欠くことによりエメリ監督はプラン変更が必要となるため、久保建英ら攻撃的な選手にさらなるチャンスが与えられる可能性があるだろう。

(高橋智行通信員)