【ビリャレアル=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(19)が所属するビリャレアルはエルチェと0-0で引き分けた。後半開始から出場して右サイドハーフでプレーし、決定機のあった日本代表MF久保建英(19)について、スペイン各紙は高評価している。

スペイン紙マルカは、トリゲロス、ジェラール・モレノの2選手と並ぶチームトップ評価の2点(最高3点)をつけた。一方、チュクウェゼが最低の0点、終盤に入ったフェル・ニーニョが採点なし、それ以外の11選手が1点だった。

スペイン紙アスも久保に、アルビオル、パウ・トーレス、ジェラール・モレノの3選手と同じチームトップの2点(最高3点)をつけている。一方、バエナが最低の0点、パコ・アルカセルとフェル・ニーニョが採点なし、それ以外の9選手が1点だった。

アス紙はまた、この日の久保について「エンジン全開で試合に入り、チームに酸素を供給した。右サイドからペナルティエリアに進入した後にPKを要求し、この試合最大の決定機となった、ゴール下隅を突くシュートを打ったがエドガル・バディアに防がれた」と寸評している。

ビリャレアルはリーグ戦ここまで12試合を戦い、5勝6分け1敗で勝ち点21を獲得し、暫定ながら3位をキープしている。

久保のリーグ戦成績は12試合(先発1試合)、233分間出場、0得点0アシスト。欧州リーグ成績は5試合(先発5試合)、375分間出場、1得点3アシストとなっている。