マンチェスター・シティーの経営母体であるシティー・フットボールグループ(CFG)が、ボリビア1部で最多29度の優勝を誇るボリバルと業務提携を結んだ。マンチェスター・シティーが12日、発表した。

米ヤフー電子版によると、CFGはマンチェスターCをはじめ、J1横浜F・マリノスやニューヨーク・シティーFC、中国2部四川九牛など、世界中の10クラブを傘下におさめているが、パートナー関係となるクラブはボリバルが初めて。

ボリバルはピッチ内外でCFGのノウハウを吸収することができる。一方CFGはボリバルの施設建設や、リーグにまでサポートの手を差し伸べることで南米での存在感を高め、スカウティングなどでも有利に運ぶことができるようになる。

CFGのフェラン・ソリアーノCEOは「CFGの最初のパートナークラブであるボリバルとの重要なコラボレーションを通じて、世界での我々の存在感を高めることができることを大変うれしく思う」などとコメント。

ボリバルの会長でソフトバンクグループ副社長執行役員COOでもあるマルセロ・クラウレ氏も「夢が現実となりました。ラテンアメリカでトップのクラブになるという我々の目標に向かって、CFGの知識とアドバイスを活用していきたい」と声明を出した。