ヘタフェは20日、スペインリーグ第19節でウエスカとホームで対戦する。日本代表MF久保建英(19)について、スペイン紙マルカが初先発出場すると予想した。

同紙は岡崎慎司が所属するウエスカ戦に向け、ボルダラス監督が前節エルチェ戦で2得点に絡む大活躍を見せた久保を右サイドハーフで先発起用すると予想している。久保が最後にリーグ戦でスタメン入りしたのは、ビリャレアルでプレーした昨年12月13日の第13節ベティス戦だった。

同紙はウエスカ戦の先発メンバーについて、システムはエルチェ戦と同じ4-2-3-1で、GKはジャニェス、DFはダミアン・スアレス、ジェネ、カバコ、マティアス・オリベラ、ボランチ2枚はマクシモビッチ、アランバリ、攻撃的MF3枚は久保、アレニャ、ククレジャ、FWはマタと予想した。

同時にエルチェ戦で先発出場して右サイドハーフに入り、ククレジャの先制点を右サイドのクロスからアシストした好調のポルティージョが再びスタメン入りし、久保が控えになる可能性があることも伝えている。

一方、ウエスカは前節、ベティスに敗れてミチェル監督を解任した後、パチェタ氏を新監督に就任させており、新監督の初陣で岡崎はベンチスタートになると予想している。

ヘタフェのリーグ成績は17試合5勝5分け7敗の勝ち点20で暫定13位。対するウエスカは18試合1勝9分け8敗の勝ち点12で、暫定ながら最下位の20位となっている。(高橋智行通信員)