ヘタフェが6日、スペインリーグ第26節でバリャドリードとアウェーで対戦し1-2の敗北を喫した。5試合連続で途中出場となった日本代表MF久保建英(19)について、スペイン各紙はチーム最高評価を下している。

スペイン紙マルカは後半最初から出場し、GKにファインセーブされた惜しいシュートを放ち、アレニャのシュートをチャンスメークし、攻撃面で目立つパフォーマンスを見せた久保に対して唯一となるチームトップの2点(最高3点)をつけた。

そのほか、ダビド・ソリア、ダミアン・スアレス、ジェネ、マティアス・オリベラ、ニョム、マクシモビッチ、アランバリ、アレニャ、マタ、クチョ・エルナンデス、アンヘルの11選手が1点、カバコ、エネス・ウナルが最低の0点、ティモール、ポルティージョは評価なしだった。

スペイン紙アスの久保評価もニョム、マタと並びチームトップの2点(最高3点)。ダビド・ソリア、ジェネ、マティアス・オリベラ、カバコ、マクシモビッチ、アレニャ、アランバリ、エネス・ウナル、クチョ・エルナンデス、アンヘルの10選手が1点で続き、ダミアン・スアレスが最低の0点、ティモール、ポルティージョは評価なしとなった。

また、アス紙はこの日の久保のパフォーマンスについて「チームに違いをもたらせ、同点にする最高のチャンスがあった。彼の出場はチームを大幅に改善した。議論の余地のあるイエローカードをもらった」と寸評している。

久保のヘタフェ加入後のリーグ戦成績は10試合(先発4試合)、439分出場、0得点0アシストとなっている。

ヘタフェの成績は26試合7勝6分け13敗の勝ち点27で暫定15位。次節、13日に首位アトレチコ・マドリードをホームに迎える。(高橋智行通信員)