FIFAランク13位のドイツがホームで同65位の北マケドニアに1-2で敗れる波乱があった。ワールドカップ(W杯)欧州予選では01年にイングランドに1-5で敗れて以来、35試合連続で無敗を続けてきたが20年ぶりの黒星となった。

前半9分、MFゴレツカ(Bミュンヘン)の右足シュートがクロスバーに嫌われて先制チャンスを逃すと、同ロスタイム、左右に振られた攻撃からフリーのFWパンデフ(ジェノア)に左足で押し込まれて先制点を奪われた。後半18分にFWサネ(Bミュンヘン)が倒されて得たPKをMFギュンドアン(マンチェスターC)が右足でど真ん中に蹴り込んで同点に追いついたが、同40分、MFアデミ(ディナモ・ザグレブ)のペナルティーエリア左奥からのマイナスの折り返しをMFエルマス(ナポリ)に流し込まれて決勝点を奪われた。

敗戦後、ギュンドアンは「起こってはならないこと」と嘆いた。

ドイツは2勝1敗となり、ルーマニアにホームで3-2で競り勝ったアルメニアが3連勝で首位。北マケドニアとドイツが2勝1敗で並び、得失点差で北マケドニアが2位。ドイツは3位まで後退した。