ローマで活躍した元イタリア代表MFで、現在は同国代表のコーチングスタッフに加わっているダニエレ・デロッシ氏(37)が新型コロナウイルスに感染し、入院を余儀なくされた。複数の海外メディアが報じた。

代表内でクラスターが発生し、選手8人、スタッフ4人が感染。デロッシ氏はそのうちの1人だという。1週間を経過しても発熱とせきが続き、さらなる検査の結果、肺炎を発症していると診断された。大事を取って、8日からローマ市内の感染症を専門とする病院へ入院中だという。

イタリア代表は3月25日のW杯欧州予選・北アイルランド戦、同28日のブルガリア戦、同30日のリトアニアと、いずれも2-0で3連勝。だがそれ以降、チーム内に新型コロナウイルスがまん延し、選手ではベルナルデスキ、ボヌッチ(ともにユベントス)ペッシーナ(アタランタ)フロレンツィ、ベラッティ(ともにパリ・サンジェルマン)グリフォ(フライブルク)クラーニョ(カリャリ)シリグ(トリノ)が陽性となっていた。