欧州サッカー連盟(UEFA)は、新型コロナウイルスのまん延により、開催が今年6月~7月に延期された20年欧州選手権について、12開催都市のうち、8都市(ロンドン、グラスゴー、アムステルダム、コペンハーゲン、サンクトペテルブルク、ブダペスト、バクー、ブカレスト)で有観客で試合を行うと発表した。

20年欧州選手権は12カ国12都市で開催されるが、残る4都市(ミュンヘン、ローマ、ビルバオ、ダブリン)については、4月19日を期限として、観客の有無についての決定がなされるという。

英BBC電子版によると、有観客で試合を行うことが決まった都市のうち、ブダペストはスタジアムの収容人数の100%の観客を入れ、サンクトペテルブルクとバクーは50%の観客動員が認められた。ロンドンのウェンブリースタジアムは25%の観客で試合を行う見通し。