レアル・マドリードは10日、スペインリーグ第30節でバルセロナとホームで対戦し2-1で勝利した。ジネディーヌ・ジダン監督が試合後、記者会見に出席し今季2連勝を飾ったクラシコについて語っていた。

ジダン監督は前半のルーカス・バスケスのけがとバルセロナ戦について「ルーカスは強い打撃を受けたので、オドリオソラが代わりに彼のポジションに入ったが、何も変更しなかった。バルセロナはとても素晴らしいチームだが、我々はゲームをコントロールすることができたし、勝利に値した。3点目や4点目を決めるチャンスもあったしね。我々は最終的に苦しみ、リバプール戦のようにフィジカル面で厳しい要求があったが、自分たちにふさわしい勝利だった」と妥当な結果だったことを強調した。

チームのフィジカルコンディションについては「我々はフィジカル面で限界に達しているが、勝ち点3を手に入れて終えられればベストだよ。我々は何も変わらないし、まだ何も勝ち取っていないので、自分たちのことに取り組み続ける必要がある」とシーズンが佳境に入る中、ハードな試合が続いていることを訴えた。

手ごわい相手との連戦が続く厳しい状況の中、公式戦6連勝および13戦連続無敗を達成し、リーグ戦で暫定首位に立ったRマドリードはこの後、準決勝進出の切符をかけ、14日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦リバプール戦に臨むことになる。(高橋智行通信員)