レアル・マドリードやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなど欧州の主要12クラブによるスーパーリーグ創設が18日に正式発表された。

スーパーリーグの初代会長に就任したレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は同日、「我々はあらゆるレベルのサッカーが世界でふさわしい位置を占められるようにサポートしていくつもりだ。サッカーは40億人以上のファンがいる世界で唯一のグローバルなスポーツであり、ビッグクラブとしての我々の責任はファンの願望に応えることだ」とコメントしている。

スーパーリーグには、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、リバプール、アーセナル、チェルシー、トットナム、スペインリーグのレアル・マドリード、バルセロナ、アトレチコ・マドリード、セリエAのユベントス、ACミラン、インテル・ミラノの12クラブが参加を表明している。

欧州の新リーグ創設について、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)は全面的に反対する声明を出している一方、スーパーリーグ側は両機関と協議を重ね、最善の解決策を見つけることを希望している。

(高橋智行通信員)