アーセナルはエバートンに0-1で敗れた。後半31分に相手FWリシャルソンのキックをGKレノがセーブし損ねていわゆる“トンネル”。そのままゴールに入ってオウンゴールとなり、これが決勝点となった。

ドイツ代表でもある名手レノの失態。クラブによると、アルテタ監督は試合後、レノに「我々はみんなミスをする。それもサッカーの一部だ。君は自分で立ち直って、次の挑戦に集中するよう、準備しなければならない」と、声を掛けたという。

試合については「負けて終わるような試合ではなかった」と振り返った。相手より好機は多く、試合を支配していた手応えはあったようだ。「我々がうまくでき、コントロールできることもあった。残念ながら、我々にできないこともあり、そちらが響いてしまった」。

アーセナルはこの時点で9位。欧州リーグでは4強に残っており、29日に準決勝でビリャレアルと対戦する。