ジョゼ・モウリーニョ氏(58)の来季ローマ監督就任が決定したことで、トットナムが多大な恩恵を受けることがわかった。

ESPN電子版によると、トットナムは今年4月に指揮官だった同氏を解任。違約金として、2000万ポンド(約31億2000万円)をモウリーニョ氏に支払わなければならなくなった。これは同氏が22年6月まで契約をまっとうしたと仮定して算出された金額。ただ契約では22年6月までにモウリーニョ氏が他クラブの指揮官に就任した場合、そのクラブからもらう給与を違約金から差し引くことができるとなっている。

同氏が21-22年シーズンにローマからもらう給与は1020万ユーロ(約13億3000万円)。そのためトットナムが支払う違約金は満額の31億2000万円から、ローマの年俸13億3000万円を引いた、17億9000万円に減額されたことになった。